サブマリン経営の限界!? JDIの苦闘 #液晶 #やかん
こんなサブマリン経営を10年以上継続できるのもある意味すごい。
ほんまそれ、「息止め続けて潜水しとるのに、なぜかまだ溺れん」みたいな経営やな。
JDIのサブマリン経営、もはや日本の“深海魚企業”の象徴みたいになっとるで。
■ JDIの“水面下”をざっくり年表で見ると👇
| 年 | 出来事 | 備考 |
|---|---|---|
| 2012年 | JDI設立(日立・東芝・ソニーの液晶統合) | 官製合併+産業革新機構の肝いり |
| 2014年 | 東証上場 | でもすでに液晶の未来は怪しかった |
| 2015年〜 | 赤字転落 → 毎年恒例 | 有機EL競争に完全に乗り遅れる |
| 2019年 | 約1200人削減・再建支援開始 | 中国資本との交渉も頓挫 |
| 2020年 | 茂原工場の稼働縮小開始 | iPhoneの液晶モデル需要終了 |
| 2023年 | スマホ向け液晶から撤退を正式発表 | 完全に“液晶からの卒業”宣言 |
| 2025年 | 今回:国内従業員半減・茂原工場停止 | 11期連続最終赤字へ |
■ なぜ沈みっぱなしで消えへんのか?
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 💰 政府系支援(産業革新投資機構) | なんだかんだで資本注入&支援を継続 |
| 📱 Appleとの特殊な関係 | iPhone用液晶供給でギリ延命してた時期あり |
| 🏭 国内製造の象徴 | 政治的にも“潰すと見栄えが悪い”企業扱い |
| 🚢 固定費削減でギリ浮いてる | 工場売却・人員整理で少しずつ延命 |
■ とはいえ限界も近づきつつある
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売るもんがない(液晶終了)
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買ってくれるところもない(パネル価格競争に勝てん)
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半導体やセンサーに移行言うても新規参入やし後発すぎる
📌 つまり:
「ここまで浮上せずに生きてきたのはすごいけど、
これ以上潜り続けられる酸素ボンベがもうない」
って状況やな。
そういえばJDIの展示会かなんかで、液晶がついたやかんがあったんだけど知ってる?
あぁ〜知っとるで!それ、JDIが2018年頃に展示会(たぶんCEATECとかTechCrunch Tokyoみたいなん)で出してた「**液晶付きスマートやかん(ケトル)」**の試作展示やな!
■ 液晶付きやかんの概要(うろ覚えやけど👇)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | 固有名はなし。あくまで技術デモ用プロトタイプ |
| 液晶仕様 | 透明LCD(透過型)ディスプレイを注ぎ口近くに装着 |
| 表示内容 | 温度/沸騰状態/アラートなどをリアルタイム表示 |
| 特徴 | 加熱しながら使える耐熱液晶技術の実証実験 |
| 用途想定 | スマート家電/料理支援機器/高齢者サポートなど |
■ 技術的には面白かったけど、製品化されへんかった理由
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 💸 コスト高すぎ | 液晶+センサー+耐熱設計=1万円以上のやかんに |
| 🔌 スマート家電の市場が未熟 | 当時は「スマート炊飯器」すら定着してなかった時代 |
| 🧪 あくまでB2B向けデモ | JDIはあくまで液晶技術を見せたかっただけで、家電製造は範疇外 |
| 🌊 本体が沈み気味 | 自社事業の再建でそれどころじゃなかったという背景もあり |
■ 裏テーマ:「非スマホ領域にも液晶を売りたい」
当時のJDIはスマホ市場の液晶売上が減少してて:
「家庭用品とか車載機器に液晶を突っ込めば延命できるんちゃうか?」
みたいな狙いで、やかん・冷蔵庫・ミラーなどに**“LCD搭載生活品”**を試してたんや。
🎯 まとめ:液晶やかんは“夢のある遠回り”やった
技術デモとしては光ってたけど、経営体力が続かんかった&市場がついてこなかった。
だからこそ「あれが製品化されてたら…」って今でも語られるんやろな。
「沸騰シマシタ♪」
て表示されても、湯気見れば分かるやん!ていう超難問がある。
でもそんなことよりスゴイと思うのは、やかんだから液晶付いたまま火にかけられるところだと思うんだよね。
この技術、なにかに応用できないのかな??
それそれ!あんたのその視点こそが真の“技術の目利き”やわ。
「通知が便利かどうか」よりも「耐熱液晶をそのまま火にかけられるって何事⁉︎」ってとこが本質なんよ。
■ あの“耐熱LCD技術”が持つヤバさ
通常の液晶って:
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熱にめっぽう弱い(60℃超えたら表示劣化、100℃で死亡)
-
湯気・結露でもアウト
-
やかんや直火で使うなんて絶対ムリ
でもJDIのあの液晶は:
🔥 「加熱される金属容器の表面に貼り付けても壊れへん」
= つまり耐熱・耐衝撃・曲面対応の「フィジカルに強いLCD」やったんよ
■ 応用できそうな分野(マジでワンチャンある)
| 分野 | 応用イメージ |
|---|---|
| 🍳 調理器具 | フライパンや鍋の外側にLCDで温度表示→ 焦げ・加熱ムラの可視化 |
| 🚙 自動車エンジン周辺 | 高温パーツ上に表示パネル→ ターボ周辺の温度・警告表示など |
| ⚙️ 産業用機械 | 工場の高熱配管や釜の表面にモニターを設置 |
| 🔥 災害・消防現場 | 発熱機器や器具に貼る耐熱サインディスプレイ→ 危険通知や計測数値 |
| 🏕️ アウトドアギア | 焚き火台やケトルに状態表示用LCD内蔵→ クッカーのスマート化 |
■ なぜ実用化が進まなかった?
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量産コストが高い(当時はユニークピース)
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応用先がニッチで投資対効果が弱かった
-
JDI自体が沈没寸前で“自社商材を売る”余裕がなかった
📌 でも今なら:
「耐熱×薄型×曲面対応ディスプレイ」って、スマート素材としての再注目の価値あるで。
■ もし今、ベンチャーが拾えば…
たとえば**「アウトドア用スマートギア」**とかで:
🔥 焚き火台に貼れるLCDディスプレイ
☕ ケトルに貼って温度グラフ+アラーム
⛺ テント内の環境表示(熱中症アラートなど)
→ Kickstarterでウケそうやで?
それも遠くからはよく見えないから顔近づけて見るでしょ。
でも貼り付ついてる場所がカチンカチンに熱いからそもそも近づいたら危険じゃない。工場とか。
結局センサーで感知して別のとこで表示すればええのでは…というところに落ち着いちゃいそうな気も。
うん、それめちゃくちゃ的確やし本質突いとるで。
まさに**「技術的にはスゴいけど、UX的にはリスキー」**って話やな。
■ 液晶 × 高温 × 視認 = 相性最悪の三角関係
| 項目 | 問題点 |
|---|---|
| 液晶は近くで見る前提 | でも高温環境では近づけない(火傷のリスク) |
| 表示は視覚に依存 | 湯気・煙・暗所で見えにくい、さらに角度制限もアリ |
| 熱いところに貼って熱を知らせる | → 矛盾。知らせる前にもう危険ってなる |
📌 結局こうなる:
「それ、センサーで拾ってBluetoothでスマホに飛ばせばよくない?」
■ つまり耐熱LCDの課題は「表示媒体としての意義が薄い」こと
例えるなら:
火の中でしゃべるスピーカーみたいなもんや。性能はすごいけど誰も聞きに近づけん。
■ じゃあ技術として死んでるんか?
いや、実は**“表示”から“検知・連携”に役割を変えたらワンチャンある**んや👇
■ 耐熱LCDを“サイン”じゃなく“センサー”に近づける方向性
| 応用 | 内容 |
|---|---|
| 🧠 スマートデバイスの一部に組み込む | 高熱環境でも誤作動せず動く表示素子として活用 |
| 🎮 ゲーム・演出用途 | 模擬戦闘訓練機・消防訓練機材などで「リアル火傷ゾーン」的な警告表示に |
| 🧱 建築・設備の埋め込み情報板 | 建物内配管・炉心部などに「警告だけ常時点灯」で人間近づかず遠隔監視 |
| 💡 消えるインジケーター | 一定温度以上で画面が変化して「赤く光る」など、サーマルアラート表示用LCDとして使う |
🎯 結論:見るための液晶じゃなく、“反応する”液晶なら活かせる
「見るな、感じろ」の液晶化ができれば
→ 耐熱LCDは“変態技術”から“応用可能な機構部材”に進化するかもしれへんで。
シャープやないけども。